【エナ・ライフ情報便 第18号】

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<<<<<夏バテには、「まむし」が一番?>>>>>
岩手では「まむし」と言えば蛇です。(>_<)

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▽時の話題「土用の丑」
▽コラム「柔らかいうなぎの見分け方」 
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▽時の話題「土用の丑
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2010年7月26日は土用の丑の日です。1000年も前から「夏バテには鰻」
と言われ、暑いときに食べるという習慣が生活の知恵として自然に定
着してたようです。
では土用の丑とは何なのでしょうか。なぜ鰻を食べるのでしょうか。

 

●土用の丑とは
土用の丑の日というと「鰻を食べる夏の土用の丑の日」だと思われて
いますが、実は年に数日あります。そもそも土用とは、季節の境目で、
立春、立夏、立秋、立冬の前の約18日間のことを指し、その中の丑の日
(十二支の中の丑)を「土用の丑の日」と呼びます。土用が終わると、
次の季節が始まるとされ、季節の移り変わりを表します。
この土用の考え方は古代の中国から伝わった五行説に由来します。
五行説では、世の中のすべての出来事はすべて「木」「火」「土」「金」
「水」の五つの要素からなると考えます。季節にも割り振ろうとしまし
たが、昔も今も季節は「四季」で「五季」とはいいませんから、春を木、
夏を火、秋を金、冬を水とすると土が余ってしまいます。そこで、「土
の性質は全ての季節に均等に存在する」という解釈を加え、各季節の最
後の18~19日を「土用」としたというのです。これで1年の日数が
均等に五行に割り振られたことになります。故に、土用は本来、全ての
季節にあるのです。

 

●土用の丑の日になぜ鰻?

もともと、丑の日には「う」のつくものを食べると病気にならないという
言い伝えがありました。商売繁盛の方法を近所の鰻屋に相談された江戸時
代の蘭学者・平賀源内は、「本日、丑の日」と店先に張り紙を出すことを
すすめたそうです。
物知りの有名人の言うことだから間違いないと、この店が繁盛したことが
きっかけだと言われています。
また、同様に鰻屋に相談された江戸時代の狂歌師である蜀山人が、「土用
の鰻に効力がある」と言い、特に「丑の日には鰻は食あたりしない」とい
った意味の狂歌をつくって宣伝したのが始めであるという説もあります。
これらの説から、江戸時代の売れない鰻屋が有名人の力や陰陽五行説と結
びつけて宣伝をしたことが、現在の土用の丑の日に鰻を食べるという習慣
を作り出したと言えそうです。

【ご注意】この情報は、2010.7.26時点の情報です。
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▽コラム「柔らかいうなぎの見分け方」 
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たくさん並んでいるスーパーの鰻売り場、美味しそうだと持って帰って食
べてみたら、実はハズレだったという経験のある方はいらっしゃいません
か。今回は、お店で売っている蒲焼の見分け方をお教えします。

皮が軟らかい鰻の特徴は、
①全体のバランスが、少し幅広な感じがすること
②お腹のあたりの薄い肉の部分が、上を向いて巻いていること
(皮が硬いと焼いた時に皮の方へ反り返るため)
の2点です。

さらに、表面にざらざら感があり、幅が広めで、ペタッとしていて、よく
焼けているものが美味しいうなぎです。逆に、表面がツルンとしていて身
が厚く盛り上がって見えるものは、おいしそうに見えますが、食べてみる
と生臭かったり、皮どころか身まで硬かったりするので、注意が必要です。
同じ産地やメーカーのものでもうなぎは1尾1尾違いますので、よく見比
べて買うようにしましょう。

【ご注意】この情報は、2010.7.26時点の情報です。
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<<<<う~ん、やっぱり精をつけるには「まむし」だべ!>>>>
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【岩手から不定期の発行】
発行元:東京海上日動火災保険(株)代理店

エナ・ライフ株式会社 文責 伊藤富男

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このページは、enalifeが2010年7月26日 17:47に書いたブログ記事です。

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