2010年2月アーカイブ

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<<<<<今年の冬は雪が多く春が遠いですね>>>>>

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■INDEX
▽時の話題「雛祭り」
▽季節のレシピ~「雛祭りといえば、散らし寿司!」
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■雛祭りの起源
●ひな祭りの起源は、300年頃の古代中国で起こった「上巳節」にさかのぼ
ります。「上巳(じょうし/じょうみ)」とは3月上旬の巳の日という意味で、
季節の変わり目は災いをもたらす邪気が入りやすいと考えられていたため、こ
の日に水辺で穢れを祓う習慣がありました。
●この上巳節が遣唐使によって日本に伝えられ、禊(みそぎ)の神事と結びつ
きます。はじめは天皇のためにお祓いをしていましたが、平安時代に宮中行事
として取り入れられ、お祓いとして宴を催し、人形(ひとの形をした紙)で自
分の体をなでて穢れを移し、川や海へ流すようになりました。今でも一部地域
でみられる「流し雛」はこの名残です。
●武家社会にもこの風習は引き継がれ、やがて江戸幕府によって「上巳の節句」
が五節句のひとつに定められ、3月3日が女の子の節句として定着していきま
した。その後、人形(にんぎょう)作りの技術が発展し高級化してくるにつれ、
人形は流すものから飾るものへと変化し、内裏雛を雛壇に飾る「雛人形」が流
行しました。こうして、女の子の幸せを願ってひな人形を飾るようになり、
「ひな祭り」として皆でお祝いをするようになったのです。

■お嫁にいけなくなる?
●「お雛さまを早く片付けないと嫁に行き遅れますよ」。雛祭りによく耳にす
る言葉ですが、3月3日が過ぎると慌てて雛人形を片付けているご家庭が多い
と思います。どうしてすぐに片付けないとお嫁にいけなくなると言われるよう
になったのでしょうか?これには3つの説があると言われています。
●1つ目は、雛祭りの起源は「穢れを祓う習慣」と書きましたが、雛人形をそ
のままにしておくと、子供に厄や災いが移ってしまうという考えから、いつま
でも身近におかず、早く片付けて災いを遠ざけたほうが良いと考えられたこと
からきているとする説です。
●2つ目は、雛人形はいつまでも眺めていたいものですし、いざ片付けるとな
ると面倒ですが、片付けも満足にできないようではきちんとした良いお嫁さん
になれません。そこで、「お雛さまを早くしまわないと嫁に行き遅れますよ」
と言ってしつけたことからきているとする説です。
●3つ目は、早く飾り出すと「早く嫁に出す」、早くしまうほど「早く片付く
(嫁に行く)」と、雛人形が婚礼の様子を表しているので、飾る時期を娘の結
婚になぞらえたとする説です。
●どの説も本当の気がします。どの説だとしても、「お雛さまを早く片付けな
いと嫁に行き遅れますよ」という言葉は、娘を思う親の優しさなのでしょう。

参考:All About「暮らしの歳時記」、日本文化いろは事典、Yahoo!百科事典
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▽季節のレシピ~「雛祭りといえば、散らし寿司!」
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≪材料(4人分)≫
●米    3合        ●すし酢  3/4カップ     ●海老   8尾  
●菜の花  適量        ●れんこん  50g           ●干し椎茸 4~5枚
●桜でんぶ 適量        ●京花ふ   7~8個        ●卵     2個   
●塩、砂糖、みりん、しょうゆ 適量

≪作り方≫
●米を洗い、少しかために炊きます。
●干し椎茸は、ひたひたのだし汁、みりん、しょうゆ、大さじ1弱で煮含めます。
●れんこんは半月切りにし、酢水につけ、甘酢で煮ます。
●海老は殻をむき、背開きにして、塩茹でし、すし酢につけます。
●菜の花は、半分に切り熱湯に塩を加えて茹で、すし酢につけます。
●京花ふは水で戻して水気を切って少量の甘酢をふりかけます。
●卵を割りほぐし砂糖小さじ2、塩少々で味をつけ錦糸玉子を作ります。
●干し椎茸とれんこんは飾り用をのけて、小さく切ります。
●炊き上がったご飯にすし酢をかけ、干し椎茸とれんこんを混ぜ、大きめの深
 みのある皿に詰めて、盛りつけ皿に移し、錦糸玉子、菜の花、海老、れんこ
 ん、干し椎茸、京花ふ、桜でんぶを飾ります。
 以上で、出来上がりです。

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<<<<早く春よ来~い>>>>
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【岩手から不定期の発行】
発行元:東京海上日動火災保険(株)代理店

エナ・ライフ株式会社 文責 伊藤富男

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<<<<今年は雪が多いですね。かまくら作りに挑戦!!>>>>

■INDEX
▽時の話題「雪まつり」
▽季節のレシピ~「簡単にプルプルの仕上がり茶碗蒸し」
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▽時の話題「雪まつり」
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●「雪まつり」と言ってすぐに思い浮かぶのは「さっぽろ雪まつり」ですが、
日本で最初に開催されたのは新潟県の「十日町雪まつり」で「さっぽろ雪
まつり」は2番目だそうです。
雪をテーマとしたお祭りは北海道・東北・北陸・信越の雪深い地域で開催
されていて、「雪祭り」とつくのは、阿蘇(北海道)、岩手、新庄、只見、
南魚沼市、いいやまなどがあります。
 
●「さっぽろ雪まつり」の歴史
きっかけは、1950年に地元の中・高校生が6つの雪像を大通公園に設
置したことから始まりました。雪合戦、雪像展、カーニバル等を合わせて
開催したところ、5万人あまりの人出で予想以上の大人気でした。
以後、札幌の冬の行事として市民に定着していくことになりました。

●「さっぽろ雪まつり」のテーマ
最初の主要テーマの設定は、第18回(昭和42年)で、その時は、札幌
オリンピックと大阪万国博覧会を2大テーマとする「2大国際行事を成功
させよう」でした。
その後、開催年ごとにテーマを設けていましたが、第29回(昭和53年)に
「純白の夢よぶ世界のひろば」がテーマとして統一され、以来今日まで
用いられています。

●どのような服装と靴がよいか?
長い時間、外を歩くことになるので、シャツ・セーター・オーバーまたは、
スキージャンバーのような本格的なものが良いです。薄いコートは寒い
のでやめておきましょう。また、帽子や耳あて、手袋も必需品です。
靴の上から装着する「滑り止め」は、1つ500円くらいで駅などの売店で
売っていて便利です。

●今年2010年のさっぽろ雪まつりは、2月5日(金)から2月11日(木・祝)
の7日間、十日町雪まつりは2月19日(金)から2月21日(日)の3日間
開催されます。

【ご注意】 この情報は2010.2.1時点の情報です。
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▽季節のレシピ~「簡単にプルプルの仕上がり茶碗蒸し」
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【材料】(4~5個分)
 
《具》
●ぎんなん          人数分割ってラップに巻いて軽く電子レンジにかけておきます。
●鶏肉     100g  小さめに切り、脂肪や筋は外してざるに入れて熱湯をかけて、
                    余分な脂分を落とします。
●干し椎茸 2枚    もどしたものを軸を外してスライスします。
●三つ葉   適量 
 
《卵液》
●卵 2個 ●だし 2カップ  ●しょうゆ 小1  ●塩 小1  ●みりん 小1
・ほぐした卵にだしを加え、しょうゆ、塩、みりんを加えて混ぜ合わせる。
・混ぜ合わせたら、漉して不要なものを取り除きます。
 
《調理》
●容器に具を入れ、卵液を入れてアルミホイルでふたをします。
(干し椎茸の戻し汁を50mlぐらい入れると風味が変わります。)
●容器が入るサイズの鍋に容器を入れたときに半分ぐらい潰かる量の水を
入れ、まずは沸騰させます。
●沸騰したら容器を入れ、再び沸騰してきたら、容器が踊らないように火を
弱めの中火ぐらいにします。
●10~15分たったら、出来具合を確認し、好みの出来加減まで火を通し、
洗った三つ葉をのせると出来上がりです。
《コツ・ポイント》
●出来上がりの目安は串を刺してみて透明な汁があがれば火が通っています。
●ぎんなんは、ペンチで軽く挟むと簡単に割れます。
●干し椎茸は、水につけて電子レンジをかけると速攻でもどせます。
●中に入れる具は、冷蔵庫の中をみてアレンジができます。

【ご注意】 この情報は2010.2.1時点の情報です。
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エナ・ライフ株式会社 文責 伊藤富男

 


 

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