【エナ・ライフ情報便 第8号】

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<<<<岩手にも春がもうすぐ来ます>>>>

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■INDEX
▽時の話題「花見」
▽ちょっとしたことわざ~「桜にまつわることわざ」
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■花見の起源
●花見は奈良時代の貴族の行事が起源だと言われています。奈良時代
には中国から伝来したばかりの梅が鑑賞されていましたが、平安時代に
桜へと変わってきました。その存在感の移り変わりは歌にも現れており
「万葉集」において桜を詠んだ歌は40首、梅を詠んだ歌は100首程度です
が、平安時代の「古今和歌集」ではその数が逆転します。また「花」と言え
ば桜を意味するようになったのもこの頃からです。

●吉田兼好の「徒然草」には貴族風の花見とそうでない田舎風の花見の
違いが説かれており、室町初期には地方の武士階級にも花見の宴は行
われていたことが伺えます。

●花見の風習が広く庶民に広まったのは江戸時代、徳川吉宗が江戸の
各地に桜を植えさせ、花見を奨励したためといわれています。江戸で著
名な花見の名所には愛宕山(港区)などがあります。

■花見の現状
●日本国内における桜の花見と言えば、ソメイヨシノを対象としているとこ
ろが多いですが、全国のほとんどのソメイヨシノが寿命を迎えていると言わ
れています。ソメイヨシノは種子では増えず、全て人の手で接ぎ木で増やし
てきたものですので、現在多くの公園などで植え替えが行われています。

■日本さくら名所100選
財団法人日本さくらの会が1990年に全国各地の桜の名所100ヶ所を選定
しました。その一部をご紹介します。
●北海道
松前公園(北海道)

●東北
弘前公園(青森)、高松公園(岩手)、船岡城址公園・白石川堤(宮城)、
千秋公園(秋田)、鶴岡公園(山形)、鶴ヶ城公園(福島)

●関東
日立市かみね公園・平和通り(茨城)、日光街道桜並木(栃木)、赤城南面
千本桜(群馬)、大宮公園(埼玉)、泉自然公園(千葉)、新宿御苑(東京)、
神奈川県三ツ池公園(神奈川)

●甲信越
大河津分水(新潟)、大法師公園(山梨)、臥竜公園(長野)

●東海
新境川堤・百十郎桜(岐阜)、さくらの里(静岡)、鶴舞公園(愛知)、
三多気(三重)

●北陸
松川公園(富山)、兼六園(石川)、足羽川・足羽山公園(福井)

●関西
豊公園(滋賀)、御室桜(京都)、造幣局(大阪)、姫路城(兵庫)、
奈良公園(奈良)、紀三井寺(和歌山)

●中国
久松公園(鳥取)、松江城山公園(島根)、鶴山公園(岡山)、
千光寺公園(広島)、常盤公園(山口)

●四国
西部公園(徳島)、琴弾公園(香川)、城山公園(愛媛)、鏡野公園(高知)

●九州
西公園(福岡)、小城公園(佐賀)、大村公園(長崎)、熊本城(熊本)、
岡城公園(大分)、母智丘関之尾公園(宮崎)、忠元公園(鹿児島)

●沖縄
名護城公園(沖縄)

【ご注意】 この情報は2010.3.1時点の情報です。
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▽ちょっとしたことわざ~「桜にまつわることわざ」
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日本人にとって「花」といえばまず「桜」を思い浮かべる方も多いのではな
いでしょうか。今回は「花見」にちなんで桜にまつわることわざをご紹介しま
す。
●「花より団子」
見て美しい桜の花よりも、おいしくて腹のふくれる団子のほうがよい。風流
よりは実利のほうがよい。外観より内容をとるという意味。

●「花の下より鼻の下」
「花より団子」と類似。きれいな花を見て楽しむよりは、(鼻の下にある口で)
食べていくことのほうが先だということ。

●「三日見ぬ間の桜」
たった三日間見ない間に、つぼみであった桜は満開になってしまい、満開
の桜は散ってしまう。物事の状態がわずかな間にどんどん変化する。また、
この世のはかないことをいう。

●「明日ありと思う心の仇桜」
桜は明日もまだ美しく咲いているだろうと安心していると、その夜中に強い
風が吹いて散ってしまうかもしれない。人生もそれと同じで、明日にはどう
なるかわからないから、頼みにしてはいけない、という世の無常を説いた
戒め。

【ご注意】 この情報は2010.3.1時点の情報です。
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【タイトルエリア】毎月○回発行
発行元:東京海上日動火災保険(株)代理店

エナ・ライフ株式会社 文責 伊藤富男

 

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このブログ記事について

このページは、enalifeが2010年3月 1日 14:26に書いたブログ記事です。

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